[読了時間:2分] インド出張3日目。これまで20人以上のIT業界関係者と話してきて、見えてきたことがある。いずれきっちりとした形で発表したいと思うが、とりあえず速報的に今、感じていることを書きたい。 まずインドのIT業界は米国のIT業界とまったく別のところを目指している、ということだ。 誤解を恐れずに断言すれば米国のIT業界は、技術の最先端を目指している。アーリーアダプターが好みそうな技術の開発競争を続けている。そこの領域の挑戦を続けていれば、マスはいずれアーリーアダプターに追いついてくる、という考え方だ。AppleにしろGoogleにしろ、アーリーアダプター向け最先端サービスで競っている。人口ピラミッドの一番上の部分で競っているわけだ。 インドのIT業界は違う。人口ビラミッドの一番上以外のところを狙っている。 どちらのほうが社会的意義が大きいか。 ケータイにおサイフケータイ機能を搭載す
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