旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)グループが手掛ける「変なホテル」で、客室に設置したロボットに脆弱性があったことが分かった。 第三者によって、遠隔から客室の映像や音声を視聴される恐れが一時的にあり、HISホテルホールディングス(HD)は「今後同じようなことが発生しないよう努めてまいります」とコメントする。 米国人男性の指摘で発覚 ホテル内のいたるところにロボットが置かれ、接客までこなす「変なホテル」。東京や福岡、京都などに12施設を構える。 舞浜東京ベイ(千葉県浦安市)の全客室には、コミュニケーションロボット「タピア」が設置されているが、セキュリティー上の脆弱性が見つかった。 きっかけは、2019年7月に宿泊した米国人男性が「カメラとマイクに遠隔からアクセスできる」などとツイッターで指摘したためだ。投稿は広く拡散し、不安が広がった。 男性はJ-CASTニュースの取材に対し、NFC(近距離