アトムス・フォー・ピースのトム・ヨークとナイジェル・ゴドリッチは「ミドル・8・マグ」誌の取材に答え、アトムス・フォー・ピースでは「最初はろくでもないものをたくさん書いていた」と明らかにしている。ナイジェルは次のように初期の作業について語っている。 「ろくでもないものもたくさん一緒に作ったよ。トムと僕とでなにもかも経験し、ちょっとした断片からトラックを作っていって、いろいろ再構成していったんだよ。そうやって作り上げた音源をバンドのみんなに聴かせた頃には、『んん? これ弾いているの僕?』っていうものにもうなっちゃってたんだよ」 「要はエレクトリックなものと本物の生演奏とのハイブリッドというものなんだ。というわけで、その次のステージはどうなるのかというと、バンドとしてみんなで書いたとも言えるかもしれない音源をまたコンピューターでばらばらにしてさらに再構成したものを、今度は演奏できるように学習する