「iOS」に存在する一部の診断機能がセキュリティホールになっているとする犯罪科学専門家からの指摘を受け、Appleがそれらの機能について詳しく説明した。 犯罪科学の専門家で著述家のJonathan Zdziarski氏は、米国時間7月18日に開催された「Hackers On Planet Earth(HOPE) X」カンファレンスで、米国家安全保障局(NSA)がiOSの特定の機能やサービスを利用し、iOS内に設けられているバックドア経由で、同局の調査対象となり得るユーザーに関するデータを収集している可能性を指摘した。これに対してAppleは21日に声明を発表し、診断目的で一部のデータにアクセスできる特定のサービスの存在を認めたものの、いかなる政府機関とも、意図的にiOSにバックドアを組み込むことで協力した事例はないと主張した。 Zdziarski氏は21日に投稿したブログ記事の中で、App
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