ブックマーク / anime.eiga.com (169)

  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第20回 「再話」としての劇場映画とその可能性

    2019年10月28日から第32回東京国際映画祭が開催される(11月5日まで)。年はVFX(特撮)を交えた「ジャパニーズ・アニメーション部門」の「THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX」として大幅に拡張し、氷川は昨年に続いてプログラミング・アドバイザーに就任した。その全体像は別途語るとして、今回はアニメ映画の重要変化点としてシンポジウムを交えて立体的に上映する「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」「エースをねらえ! 劇場版」「AKIRA」という極限まで絞りこんだ3のうち「エースをねらえ!」について、前回の内容「テレビ番組から映画にすること」 に関連付けて語ってみたい。 まず、東映動画が商業アニメ拡大のきっかけを作った映画「白蛇伝」(1958)を取り上げるなら、そのカウンターとなった1960年代の「虫プロダクション」と「テレビアニメ」が重要と考えた。

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第20回 「再話」としての劇場映画とその可能性
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    tksmykz 2019/10/05
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第19回 テレビ再編集映画の変遷と時代性

    富野由悠季監督の最新作「劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ l 行け!コア・ファイター」が11月29日より2週間限定上映される。テレビシリーズ終了時(2015年3月)から構想が聞こえていた、待望の作品である。「再編集映画」は富野監督の得意ワザではあるが、物語構成や語り口ふくめて見直し、全5部作でリリースする点に驚いた。テレビ版は全26話だから、かなりの物量をカットせず入れられる長さであり、もはや「総集編(ダイジェスト)」ではないということになる。この新しさを考えるためには、「テレビアニメの劇場公開」というスタイルの歴史的確認が必要だ。 最初はやはり初の30分テレビシリーズ「鉄腕アトム」であった。放送2年目の1964年7月に数話をセレクトして再編集し、劇場映画「鉄腕アトム 宇宙の勇者」として日活配給により夏休み興行となった。ほぼ同時期に東映では「まんが大行進」と銘打ち、「エイトマン」「鉄人2

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第19回 テレビ再編集映画の変遷と時代性
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    tksmykz 2019/10/05
  • 【明田川進の「音物語」】第26回 「AKIRA」金田役の岩田光央さんと鉄雄役の佐々木望さん

    今回のコラムは、「AKIRA」公開日(1988年7月16日)にあわせて掲載されるそうです。前回 に続いて、「AKIRA」のキャスティング関係の話をしましょう。 「AKIRA」は、大友克洋さんからの従来の声優さんではないところでできないだろうかとの要望をうけて広くオーディションを行い、金田役に岩田光央さん、鉄雄役に佐々木望さんが抜てきされました。 当時の岩田さんは俳優の仕事が多くて、「AKIRA」では「自分なりのリアルな芝居をしてほしい」と話した記憶があります。彼は独特のいい声をもっていて芝居心もありますから、金田役にどんどんはまっていきました。その後、何度もご一緒させてもらっていますが、彼は心意気がいいんですよね。若い人たちに対して「もっとこういうやり方をしたほうがいいのでは」と直に言うことができて、彼がいるだけでスタジオの雰囲気が締まるんです。スタジオのマナーなどもそうですが、僕たちが言

    【明田川進の「音物語」】第26回 「AKIRA」金田役の岩田光央さんと鉄雄役の佐々木望さん
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    tksmykz 2019/08/23
  • 【明田川進の「音物語」】第27回 役者がアニメに多く起用される事情と最近感じる変化

    最近の劇場アニメでは、役者さんなど声優専門でない方をメインの役に使うケースが多く見受けられます。僕自身の実感として、役者がアニメによく出演するようになってきた経緯と、最近感じている変化についてお話しましょう。 昔のアニメでも役者を使っているケースがわりとありました。プロデューサーが「この人に合う」と思って選んでいる作品もあったはずですが、「この人は今人気があるから……」という選び方も多かったように思います。また、役者側も「アニメだから」という捉え方をされて、出演に前向きでない返事をされることが今よりずっと多かったです。 そうした流れが変わったきっかけのひとつとして、宮崎駿監督をはじめとするスタジオジブリ作品の存在は大きかったと思います。役者の味を生かした、いいキャスティングをしているなと感じることが多かったですし、あれだけヒットしていくことによって、アニメーションに対するみんなの見方も変わ

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    tksmykz 2019/08/23
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第18回 ダイナミックレンジに宿った生命の感覚

    2016年に映画「君の名は。」で興収250億円を記録し、一躍ヒットメーカーとなった新海誠監督の新作「天気の子」が公開された。さっそく2日目(7月20日)の土曜日、レーザーIMAXの劇場を選んで鑑賞した。理由は「雲や雨のデリケートさを味わいたい」ということに尽きる。作中の大半が曇天か雨天の中、雲や雨滴が表現する感情の重みと変化、晴れ間との対比を、ドラマと密着して体感するためである。 それに絡めた今回のキーワードは「ダイナミックレンジ」とした。4Kテレビのスペックとしても「HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)」の重要性の高まっている昨今である。これは輝度(明るさ)に関する用語で、暗いところから明るいところまで、どれくらい細やかに表現できるか、それを高度化したものだ。生物進化上、「視覚」は明暗差のみ感知できる器官から始まっている。だから明暗は「生理的な気分」の根源を大きく左右する。そして新海誠監督

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    tksmykz 2019/08/03
  • Netflixアニメ「HERO MASK」8月23日からPart II配信開始

    Netflixで全世界独占配信中の「HERO MASK」の「Part II」が、8月23日から配信されることが決定した。主人公ジェームズ・ブラッド(CV:加瀬康之)と、かつての相棒だったハリー・クレイトン(内山昂輝)の対立や、ストーリーのカギを握る少女ティナ・ハースト(嶋村侑)を襲う危機を描いた第2弾プロモーションビデオが公開されている。 同作は、「東京喰種トーキョーグール:re」「NARUTO-ナルト- 疾風伝」のスタジオぴえろ制作によるオリジナルアニメ。首都警察・特殊捜査部(SSC)の刑事ジェームズらは、装着した者に超人的な能力を与える“マスク”を巡って多発する凶悪事件の謎に挑み、違法な手段でマスクの開発を進める巨大企業・ライブ社の闇へと迫っていく。「Part I」は、2018年12月から全15話が配信された。 また、ジェームズの顔にコラージュが施されたような、さらに複雑に絡み合ってい

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    tksmykz 2019/07/27
  • VR作品「攻殻機動隊 GHOST CHASER」がベネチア国際映画祭のVR部門コンペティション出品

    SFアニメ「攻殻機動隊」シリーズのVR(仮想現実)作品「攻殻機動隊 GHOST CHASER」が、第76回ベネチア国際映画祭のVR部門コンペティションに出品されることが決定した。日VR作品が同映画祭のコンペティション作品として正式招待され、プレミア上映されるのはこれが初となる。 Production I.Gの制作による同作は、2018年に稼働したダイバーシティ東京プラザのアトラクション施設「hexaRide(ヘキサライド)」の第1弾コンテンツ。参加者は、クザン共和国での次世代兵器の調整会議に出席する国防大臣を護衛するため、草薙素子率いる「公安9課」のメンバーとして、ヘキサライドに乗って電脳空間にアクセスし、襲いかかる反政府軍との戦闘を体験する。監督は、2018年のベネチア国際映画祭Best of VR部門に招待された「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」を

    VR作品「攻殻機動隊 GHOST CHASER」がベネチア国際映画祭のVR部門コンペティション出品
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    tksmykz 2019/07/25
  • 〈物語〉フェスの模様を収録したCD「MEMORIAL ALBUM」発売決定

    「〈物語〉シリーズ」の10周年を記念したイベント「〈物語〉フェス ~10th Anniversary Story~」の模様を収めたCD「〈物語〉フェス ~10th Anniversary Story~MEMORIAL ALBUM」が今秋、発売されることが決定した。映像化されないことが明らかになっている同イベント唯一の公式メモリアル商品となる。 5月11日に千葉・幕張メッセで開催された同イベントには、シリーズ主人公の阿良々木暦を演じる神谷浩史ら総勢14人(音声出演含む)のメインキャストが出演。高校の卒業記念パーティに招かれた暦が、催しに隠されたテーマへと迫っていくという、原作者の西尾維新氏による書き下ろしストーリーが朗読劇として展開された。「MEMORIAL ALBUM」はCD3枚組みで、朗読劇の模様を楽曲とともに収録。当日のレポートやスチール、後日行われたスタッフインタビューなどを掲載した

    〈物語〉フェスの模様を収録したCD「MEMORIAL ALBUM」発売決定
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    tksmykz 2019/07/21
  • 天野喜孝がキャラデザ原案 侍と忍が時を越えて怪物と斬り結ぶ「ジビエート」制作決定

    ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのイメージイラストなどで知られる天野喜孝がキャラクターデザイン原案に参加するアニメ「ジビエート」の制作が決定した。アメリカ・ロサンゼルスで行われた「Anime Expo 2019」で日時間7月8日に発表された。 同作は、2018年10月にスタートした、漫画やアニメなど、さまざまなジャンルのクリエイターが“和”の情報を世界に向けて発信する「ジビエートプロジェクト」の集大成として制作。人々をさまざまな姿の怪物に変ぼうさせてしまうウイルス“ジビエ”が地球全土にまん延した2030年の日を舞台に、江戸時代前期からタイムスリップした侍・神崎千水(かんざきせんすい)と、真田一族の忍・真田兼六(さなだけんろく)の活躍を描き、日刀と西洋刀による二刀流の使い手である千水が、ジビエと激しい戦いを繰り広げるプロモーションビデオあ公開されている。 企画・原作は「Bonj

    天野喜孝がキャラデザ原案 侍と忍が時を越えて怪物と斬り結ぶ「ジビエート」制作決定
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    tksmykz 2019/07/12
  • 【アニメ商売備忘録】第1回 製作・プロデューサーって、そもそも何だろうか。

    テレビアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」放送終了後、第1回続編企画会議のホワイトボード。作品の状況、スタッフの今後のスケジュール、制作意欲などを明け透けに、「何を作るか」話し合いました イメージを拡大 初めまして。レコード会社のアニメ部門子会社で、10年余りアニメを作ってきました。とはいえ「プロデューサー(の仕事)」って何なんだろう? とは自分でも日々思うところだったりするので、アニメの「プロデュース」「プロデューサー」について、私の知るところ、思うところを書いてみようと思います。 製作と制作、この2つの言葉は、多くの日語辞書によれば、さして違いはありません。ですが、コンテンツを扱う業界、とりわけ映像業界ではこの2つを(割と)厳密に異なるものとしています。 ◆アニメに限らず、多くの「映画の著作物」を作る環境が、「企画・発注者」(製作者)と「実際に作る作業者」(制作者)とに別

    【アニメ商売備忘録】第1回 製作・プロデューサーって、そもそも何だろうか。
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    tksmykz 2019/07/06
  • 吉成曜×中島かずき×TRIGGERのオリジナルTVアニメ「BNA」制作決定 20年放送予定

    「リトルウィッチアカデミア」の吉成曜監督、「天元突破グレンラガン」(シリーズ構成)や「キルラキル」(原作・脚)などを手がけた脚家・中島かずきが初タッグを組み、TRIGGERがアニメーション制作を担当するオリジナルテレビアニメ「BNA ビー・エヌ・エー」の制作が決定し、フジテレビのアニメ枠「+Ultra」で2020年に放送予定であることがわかった。米ロサンゼルスで開催中の北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2019」で発表された。 吉成監督は、アニメーターとして「新世紀エヴァンゲリオン」などに携わり、13年公開の短編映画「リトル ウィッチ アカデミア」で監督デビュー。監督を務めるのは、17年に放送されたテレビシリーズ版「リトルウィッチアカデミア」以来となる。一方の中島は、「劇団☆新感線」の座付き作家として数多くの舞台脚を手がけると同時に、アニメーション作品にも多数参加して

    吉成曜×中島かずき×TRIGGERのオリジナルTVアニメ「BNA」制作決定 20年放送予定
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    tksmykz 2019/07/06
  • 劇場版「Gのレコンギスタ」がフランスの「Japan Expo」で世界最速上映

    富野由悠季監督が手がけたテレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版が、フランス・パリで開催される「Japan Expo」で、7月5日に世界最速上映されることが明らかになった。これにあわせて現地入りする富野監督は、会期内にパネル(講演会)やマスタークラス(特別講義)、サイン会なども行う。 2014年に全26話が放送された「Gのレコンギスタ」は、「ガンダム」シリーズの原作者である富野監督が「∀ガンダム」以来約15年ぶりに手がけたテレビシリーズの「ガンダム」作品。はるかな未来“リギルド・センチュリー”を舞台に、「キャピタル・ガード」の士官候補生ベルリ・ゼナムが、軌道エレベーターを襲撃した宇宙海賊のアイーダ・スルガンに一目ぼれし、「キャピタル・アーミィ」に反旗を翻す。高性能モビルスーツ・G-セルフのパイロットとして、エネルギー源“フォトン・バッテリー”をめぐる戦いに身を投じたベルリは、やが

    劇場版「Gのレコンギスタ」がフランスの「Japan Expo」で世界最速上映
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    tksmykz 2019/07/03
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第17回 アニメ演出の根幹とレイアウト

    「高畑勲展―日のアニメーションに遺したもの」が東京国立近代美術館で始まった(7月2日から10月6日まで)。筆者も「アニメーションの変革者」という2万文字を超える長文の総論を図録へ寄稿している。言うまでもなく高畑勲監督は日のアニメーション監督中、最大級に影響範囲の広い作家であり、正直言って荷が重かった。だが、高畑勲・宮崎駿作品研究所代表の叶精二氏が各論を書かれるという前提で、なるべく新しい視点が得られるよう努力したので、ご一読いただけたら幸いである。 その執筆過程で、最終的にまとめたもの以外の考察も副産物として大量に出てきた。「マスターにあたる作家」を語るということは、根を考えぬくことだから当然でもある。今回はその一部を応用して、展開してみたい。 もっとも引っかかったのは「そもそもアニメーションにおける演出とは何か」という根中の根である。多くの人は「演技づけ」だと解釈しているだろう

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第17回 アニメ演出の根幹とレイアウト
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    tksmykz 2019/06/29
  • 「スターダスト☆レビュー」が「鬼太郎」新ED主題歌 デビュー39年目で初のTVアニメタイアップ

    デビュー39年目を迎えた音楽グループ「スターダスト☆レビュー」が、放送中のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)の新エンディング主題歌「うしみつジャンボリー」を担当することがわかった。7月7日放送回から番組の幕を飾る同楽曲は「ゲゲゲの鬼太郎」のために書き下ろされた新曲で、「スターダスト☆レビュー」にとって初のテレビアニメタイアップ楽曲となる。 「スターダスト☆レビュー」のボーカルとギターを担当する根要は、妖怪たちと戦い続ける鬼太郎にとって一番大きな存在が “鬼太郎ファミリー”であるとの思いから、「今回『スターダスト☆レビュー』がエンディングテーマを創(つく)るにあたって、一番中心に考えたのがこの部分です。ひとりだったらくじけてしまうことも仲間がいるから頑張れる。仲間がいるからこそ、どんな“妖怪”にも立ち向かえる。“鬼太郎”はこれからも、どんな困難な強敵が現れようと、どんな誘惑があろうと

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    tksmykz 2019/06/21
  • 【明田川進の「音物語」】第25回 「AKIRA」で描かれた“未来”の2019年を迎えて

    「AKIRA」で描かれた“未来”が2019年です。まさか現実でも東京オリンピックが開催されることになるとは思いませんでした。他にも作品で描かれていることがシンクロしているようなところがあって、大友克洋さんはすごい人だとあらためて感じています。これまで何度かふれていますが、あらためて音響監督を担当した「AKIRA」を振り返ってみたいと思います。 大友さんとの関わりは、大友さんがキャラクターデザインを手がけた「幻魔大戦」(1983)からです。「AKIRA」がアニメになることをはじめて聞いたのは、当時、東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)にいて、のちにテレコム(・アニメーションフィルム)の社長もやられた竹内孝次さんから一度会ってほしいと言われ、「実は大友さんの作品でこういうものをやるのだけれど」と聞いたのが最初だったと思います。その後、吉祥寺の喫茶店で大友さんと音の打ち合わせをしたと

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    tksmykz 2019/06/21
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第16回 ガンダム音楽の変遷とその頂点

    1979年から1982年まで、筆者はファーストアルバムを除く全ての「ガンダム音楽」のアルバムに何らかの形で関わった。作曲の渡辺岳夫、松山祐士にとっても、代表作と言える仕事だったに違いない。ここでは収録や構成に立ち会った現場感覚を交えながら「ガンダム音楽歴史」が「アニメ音楽の変革」と同期した歴史について語ってみたい。 この4月、「1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹」 (南信長著/文春新書) というが出た。YMOがシンセサイザー主体のテクノ音楽を一般化させ、それをSONYのウォークマンで聞き、ゲームセンターや喫茶店では爆発的ブームを呼んだタイトーのスペースインベーダー(1978年発売)で遊ぶ。そうしたアイテムの共通項は「電子革命」である。LSI技術の急発達でロジック回路が高集積化し、ブレイクスルーを起こす。それがコストダウンにつながってカジュアル化したのだ。集英社の「ヤングジャン

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    tksmykz 2019/06/04
  • 日本・サウジアラビア合作による初の劇場アニメ「ジャーニー」ティザー映像公開 監督に静野孔文

    の東映アニメーションと、サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズがタッグを組んで制作する長編劇場アニメ「ジャーニー(The Journey)」のティザー映像がこのほど、フランスで開催された「第72回カンヌ国際映画祭2019」で公開された。映像では、砂塵舞う荒野と、戦化粧を施した剣を構える精悍な男性の姿が描かれている。 マンガプロダクションズにとって初の劇場長編アニメとなる「ジャーニー」は、2017年11月に東映アニメーションと交わした協定を発展させて制作が決定。20年内の公開を予定しており、アラビア半島および中東の古代文明を題材にし、世界中の子どもや家族など、広い世代が楽しめる作品になるという。 スタッフは、基構成とコンセプトをマンガプロダクションズが担当し、劇場版「名探偵コナン」シリーズや、テレビアニメ「シドニアの騎士」などを手がけた静野孔文監督のもと、キャラクターデザ

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    tksmykz 2019/05/25
  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「ベイブレードバースト」がTV放送を止めてYouTubeを選ぶ時代

    動画配信のYouTubeが、2019年の日アニメ業界に大きな衝撃を巻き起こしている。きっかけは、4月からスタートした新作アニメシリーズ「ベイブレードバースト ガチ」だ。 「ベイブレードバースト」は1997年にスタートした「ベイブレード」につながるキッズアニメで、「メタルファイト ベイブレード」を経て、2015年より現在の第3世代「ベイブレードバースト」となった。20年以上の歴史を持つがテレビアニメの放送、雑誌でのコミック連載、そしてタカラトミー(当初はタカラ)から発売する関連玩具といったメディアミックスのビジネス構造は変わらない。 ところが「ベイブレードバースト」第4シーズンとなった最新作「ベイブレードバースト ガチ」は、テレビ放送をしていない。その代わりが動画配信である。 YouTube「タカラトミーチャンネル」やOfficial BEYBLADE Channel、さらに中心となるのが

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    tksmykz 2019/05/18
  • 【明田川進の「音物語」】第24回 「はれときどきぶた」の音楽のこだわりと「練馬大根ブラザーズ」

    1997年から98年にかけて「はれときどきぶた」というテレビアニメが放送されました。原作は児童文学で、企画には関わっていないので想像ですが、アニメ化にあたっては原作者にこのような流れでやるときちんと説明して、内容も相当もんだのではないかと思います。それぐらい自由でハチャメチャな内容で、原作を知らない方は児童文学がもとになっているとは感じないかもしれません。アニメならではの楽しさに満ちた当に面白い作品で、いつまでもやっていたいなと思いながら収録に臨んでいました。 制作はグループ・タックで、代表の田代(敦巳)氏からきた話でした。クレジットでは中武敬文さんが音楽監督、アフレコ演出が僕という区分けになっていますが、これは監督のワタナベシンイチさんに音楽へのこだわりがあったからでした。音楽は音響監督がつくった音楽メニューをもとにしたため録りではなく、監督と作曲家が直でやりとりするのが主で、中武さん

    【明田川進の「音物語」】第24回 「はれときどきぶた」の音楽のこだわりと「練馬大根ブラザーズ」
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    tksmykz 2019/05/15
  • 「ガンダム」✕阪神コラボナイターの場内アナウンスをアムロが担当 限定ガンプラ・ザクIIも販売

    5月17日に甲子園球場で開催される、「機動戦士ガンダム」と阪神タイガースのコラボナイター(対広島戦)で、試合中の場内アナウンスを、主人公のアムロ・レイ(CV:古谷徹)が担当する。「ガンダム」ファンおなじみの名ゼリフのアレンジで観戦を盛り上げる。 また、入場者先着1万人に、非売品のコラボナイター限定クリアファイルが配布されることも決定した。ファイルには、バットを振るRX-78-2ガンダムと、投球ポーズをとるMS-06SザクIIのコラボカラーイラストが描かれている。 限定コラボグッズの詳細も明らかになった。Tシャツ(3241円)、フェイスタオル(2000円)、アクリルキーホルダー(800円)、iPhoneケース(2500円)などがラインナップされており、5月17日から、チームショップアルプス、甲子園球場タイガースショップで販売されるほか、阪神タイガース公式オンラインショップ(T-SHOP)、阪

    「ガンダム」✕阪神コラボナイターの場内アナウンスをアムロが担当 限定ガンプラ・ザクIIも販売
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    tksmykz 2019/05/08