米JupiterKaganの調査部門となるJupiterResearchは、米国内の携帯電話ユーザーの動画サービスに対する意識調査レポート「Video on Cell Phones」を発表した。携帯電話で動画を視聴することへ高い興味と関心が示されてはいるものの、実際のビジネスモデルの構築には、乗り越えねばならない課題も指摘されている。 同レポートによれば、携帯電話で動画視聴を楽しみたいと考えている米国内の携帯電話ユーザーは、約4人に1人の割合に上る。携帯電話上で、放送中のテレビ番組をライブで見たいとの回答が最も多く、フルサイズの映画コンテンツ、短いビデオクリップ映像、録画しておいたテレビ番組などの視聴を希望するユーザーも少なくなかったようだ。しかしながら、たとえ有料サービスであっても、こうした動画視聴サービスを利用したいと回答した携帯電話ユーザーは、わずか1%に過ぎなかったとされている。