滋賀県野洲市が10月24日に提出した携帯電話等の販売方法の改善に関する要望書について、KDDI広報部は6日、「野洲市に対しては回答に向けた準備を進めている」とコメントした。 野州市の要望書は、今後、多数の消費者との間にトラブルを生じさせるおそれがあるとして、先月24日にKDDIに提出したもの。野洲市は、市民から寄せられた相談に対応する中で、KDDI全体の携帯電話等の販売方法を改善する必要があると考え、改善を検討するように要望した。その後、KDDIから報告を受けたが、その報告内容では、トラブルの再発防止が不十分であるとし、同市は要望書という形でKDDIに改めて報告・提出していた。 同市が公表した具体的な相談内容は、物販契約が12万円以上に達した30代女性の関するもの。30代女性は子供が使用するスマートフォンの機種変更を行うために店舗を訪れたところ、現在の契約と最新機種に変更した場合の契約とで