2006 - 05/31 [Wed] - 11:17 私がこの仕事を始めてから今までずっと疑問に思い続けて今でもどうしても納得できない税務処理があります。それは法人税における「役員賞与の損金不算入」ですね。 制度をご存じの方なら多分一度は疑問に思ったことがおありだと思うのですが、これって単純に二重課税ですよね?法人から役員に対して支払われた賞与には源泉税がかかってきちんと所得税がかかっているにもかかわらず、役員賞与は法人税の計算上損金計上できないのでその金額に対して法人税も課税されるんですよね。普通の社員の給与であれば源泉所得税だけで、法人税法上は当然損金に計上される事と比較すれば、この制度の不思議さがよく際だつと思います。 勿論、この制度の存在する理由として二つのものがあることは私も承知しています。一つには会社が儲かってくれば法人税が課税されるが、それを払わないで済ませるための調整弁とし
リース取引の経理処理が変わる? (726) リース取引の経理が変わるようですが、借り手側におけるその概要を教えてください。 取引保証金による相殺 (723) 売掛先が倒産しそうです。取引保証金を入れてもらっていますが、債権との相殺ができるでしょうか。 弁償費用は賃金から控除できるか? (722) 従業員が会社の備品を誤って壊してしまいました。弁償してもらうつもりですが、その代金を賃金から控除しても問題無いでしょうか? 会社の帳簿書類の保存期間 (718) 会社を移転するため、帳簿書類を整理しようと思っています。古いものは廃棄処分していいのか迷っています。保存する期間など定められた期間があるのでしょうか? レシートへの印紙貼り付けの必要は (696) お客様から、正式な領収書を依頼された場合には、3万円以上の場合は印紙を貼っています。レジから出たレ
今回からシリーズでスタートするこのコラムは、会計の素人のための財務分析講座です。財務分析といっても流動比率や自己資本比率などの財務分析指標を説明するものではありません。財務諸表から会社の状態を読み解くコツを説明するものです。つまり、財務諸表のどこを見れば何がわかるのかを説明していきます。 素人でも財務諸表は読み解ける 今回の第1回と次回の第2回は財務分析の基礎的な方法論の説明ですが、第3回からは話題の企業を例にとって実際に財務分析をしていきます。 このコラムは会計に苦手意識を持つ人のためのものです。会計分野に深い知識がなくても財務諸表を読み解くことは可能です。このコラムを執筆する私自身が元々機械エンジニアですし、いままでに仕訳の勉強をしたこともありません。そんな会計の素人でも財務分析のポイントさえわかっていれば、財務諸表から会社の状態を読み解くことができます。 ではこれから財務諸表が読める
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