2010年の新車販売台数が109万2411台と過去最高を記録したドイツのプレミアムカーブランド「アウディ」――。同ブランドは日本においても1月、2月のそれぞれで、同じ月における月間登録台数が過去最高を記録するなど好調だ。新たにラインアップされたコンパクトカー「A1」や、モデルチェンジしたフラッグシップ「A8」が呼び水となり、販売店への来場者が増えているという。 そんなアウディの販売店では今、iPadを使った接客が試みられている。アウディのブランド哲学である「技術による先進(Vorsprung durch Technik)」に従い、新型車に次々と新しいテクノロジーが加わる中、「売り方も変わっていかなければいけない」と、アウディ ジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は話す。 同氏に、アウディ ジャパンにおけるiPad活用のメリットと運用方針を聞いた。 きっかけは新型A8の投入 アウディの正規販売
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