モバイルECの業態はコンビニに近い 次に、モバイルEC利用者の傾向について見ていこう。特に顕著な違いが見られるのが年齢で、25歳くらいで一つの境目ができているようだ。現在25歳より下の世代は、高校時代から携帯電話に触れている。携帯電話からのブログ・SNSへのアクセス頻度が高かったり、モバイルで情報やコンテンツを検索するスピードやスキルにも長けている。その為、モバイルサイトの利用に馴染んでおり、モバイルECサイトでウィンドウショッピングをするような「非目的買い」をする人も増えている。モバイルECは25歳未満の若い層がボリュームを形成しているので、ファッションブランドでも若年層の支持が強いブランドの人気が高い傾向がある。 最近では40代くらいの主婦層にもモバイルECの利用が広がっている。特にカタログ通販の決済手段として利用したり、「ご当地お取り寄せ商品」などの購入に利用したりするケースが多い。