紫垣英昭 昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験 現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。 3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。 著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。 著書紹介 日本企業はアベノミクス以降、「内部留保(ないぶりゅうほ)」を増やしてきたことがたびたび指摘されています。 内部留保が多いということは、従業員還元や株主還元をせずに貯め込むことを意味するため、悪いニュアンスとして語られることが一般的です。 しかし、新型コロナウィルスのパンデミックによる世界経済減速下においては、内部留保が多い企業は強いと見られ、内部留保が見直される傾向があります。 今回は、内部留保の概要について説明した上で、株式投資や新型コロナ下における内部留保のメリット・デメリットや、なについて解説していきます。