ヒトでもたんぱく導入で作成=iPS細胞、安全性向上−米大学 ヒトでもたんぱく導入で作成=iPS細胞、安全性向上−米大学 増殖能力が高く、身体の多様な細胞に変わる新万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」を、ヒトの細胞にたんぱく質を導入するだけで作ったと、米ハーバード大などの研究チームが30日までに米科学誌セル・ステムセル電子版に発表した。 作成効率は、山中伸弥京都大教授らが当初開発した遺伝子導入にウイルスを使う方法より10分の1も低い。しかし、がん発生リスクのあるウイルスや化合物を使わないため安全性が高く、再生医療応用に向くと期待される。(2009/05/30-18:22) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真は 【時事ドットコム動画】最新の話題や展示会、水着ショーなど盛りだくさん 【写真特集】ミクロの世界 遺伝子画像解析機器で事業提携=富士フイルムとGE