東京・品川のキヤノンSタワー2階オープンギャラリーは通路型ギャラリーであり、その長さは約30mに及ぶ。その壁面を1枚のプリントでいっぱいにする写真展が開かれる。4/19(木)から5/17(木)まで行なわれる日本建築写真家協会写真展「銀座ジャック←品川で銀ぶら→」だ。 プリントの縦長はおよそ1m。まさにこのギャラリーに最適の作品だ! 拡大してみるとこのような写真になっている。しかし、ぜひ品川へ足を運んで実物の迫力を感じてほしい。 撮影のエピソードは『CAPA10月号』のニュースジャーナル欄で紹介したので、ご記憶の方もいるかもしれない。同協会は発足5周年記念事業として、東京・銀座の中央通りを写真で再現すべく、1丁目から8丁目まで撮影したのだ。 この通りを選んだのは「オフィスビルと、美しく飾られたショーウインドーが混在した」日本有数の街並みだから。昼間の撮影は道に車の姿がない歩行者天国の時間内に