AVライター。男子の大好物であるアダルトビデオをたっぷり見て、レビューを書いて稼ぐなんてまさに夢の職業。しかし、「これほど辛い職業もそうない」と、とある現役AVライターは語る。 「この仕事を通じて、趣味と仕事がこれほどまでに違うものかと痛感しました。観たくない時に観るAVほど辛いものはありません。焼肉をたらふく食べた後でも、ステーキをおいしそうに食べなくてはならない、そんな状況に近いものがありますね」。 さらにメンタル面でのキツさに加えて、原稿料も相当安いようだ。 「私は某有名エロ本でレビューを書いているんですが、1ページ1万円が相場です」。ネットに食われる一方で、かつ表紙をテープで封印されてしまった昨今のエロ本。出せる原稿料もこれが精一杯なのだとか。 「だからといって、早回しの流し見でレビューを書くわけにもいきません。なんせみなさんの右手がかかってますから」と明るく笑ってみせるこ