週に一回アレしてアレする記事:十三回目 前回「週アレ(11) C++で始めるLibSVM」ということで,RBFもLINEARもPOLYNOMINALもカーネルに使えるSVMのライブラリとしてLibSVMについての記事でした そこでサラッとおまけあたりで触れましたが,実はLibSVMはLINEARカーネルを用いるときでもナイーブに内部にサポートベクトルを保持して計算するので,LINEARカーネルなのに計算コストが非常に高いつくりになっています 本来LINEARカーネルであれば識別には 「識別平面の角度を表すベクトル(入力ベクトルと同次元)」 +「原点から識別平面までの射影軸上の距離(バイアス値:1次元)」 で事足りますね そこでLibSVMと同じ作者らがLINEARカーネル(正確には,カーネル無し)用に最適化しているLIBLINEARというライブラリを公開しています これを使うとLINEAR