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ブックマーク / rootport.hateblo.jp (8)

  • 稼げる人と稼げない人の違い/人材不足と低賃金が両立する理由 - デマこい!

    世の中には、人材不足と低賃金が両立してしまう業界がある。 たとえば介護や警備の仕事が代表的なものだろう。最近では、船員の人材不足により日の海運業がヤバいという増田記事が注目を集めていた。船員の給与はそれほど低くはないが、労働環境のキツさには見合わない。そのため船員になりたがる若者が減り、深刻な高齢化に見舞われているという。労働力の供給過小が明白なのに、船員の待遇が向上しないのはなぜだろう? これに似た事例として、クラウドソーシングの世界がある。 クラウドソーシングのサービスでは、いわゆる「クソ案件」が多いという。仕事内容に見合わない低報酬の発注があとを絶たず、なかには適法性が問われるような案件もあるそうだ。なぜクソ案件は無くならないのだろう。なぜ、そんなクソ案件でも、一部のクラウドワーカーは引き受けてしまうのだろう? クソ案件が溢れているのは、何もクラウドソーシングの世界だけではない。た

    稼げる人と稼げない人の違い/人材不足と低賃金が両立する理由 - デマこい!
  • 社畜の異常な愛情/または日本人は如何にしてラクするのを止めて労働を愛するようになったか - デマこい!

    マイケル・サンデルによれば、アメリカ人は「失敗に報酬が支払われること」を許しがたい不正義だと感じるらしい。比べて日人はどうだろう? 「労働せずにカネを得ること」にやたらと厳しい……という印象を私は感じる。右派と左派、保守とリベラルを問わず、「働かざるものうべからず」と主張する。 ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上) 作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム,小林正弥,杉田晶子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/10/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 151回この商品を含むブログ (56件) を見る これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/

    社畜の異常な愛情/または日本人は如何にしてラクするのを止めて労働を愛するようになったか - デマこい!
  • ガマンするのは仕事じゃないよ。 - デマこい!

    先日、某一部上場企業の財務系職種の方々とお仕事をした。 なんというか、べらぼうに優秀な人たちだった。税法や会計基準に精通していて、会社の取引を隅々まで把握している。当然、社内だけで決算書作成や税金計算を行える体制になっていた。その部署の平均年齢は四〇代半ば。バブル崩壊後に新卒採用を絞った典型的な日企業だ。もちろん彼らは、会計士や税理士の資格を持っているわけではない。しかし日々の管理業務を淡々と確実にこなせる、いぶし銀の社員たちだった。 そして、彼らの年収が驚くほど安かったのだ。 (※さすがに具体的な数字は言えないけど) 大手ゼネコンに勤めてる親父の給料wwwwwwwwwwwwww http://squallchannel.doorblog.jp/archives/21390101.html ※日では「職種」よりも「会社名」が優先される。なぜなら人事異動でたらい回しにされるため、特定の職

    ガマンするのは仕事じゃないよ。 - デマこい!
    tmsbb
    tmsbb 2013/01/11
  • 選挙の結果について - デマこい!

    選挙結果について、とくに記事を書くつもりはなかった。作家・藤原祐先生が次のようなツイートをなさっており、深く共感した。だから沈黙を守るつもりだったし、そのほうがよかったと今でも思っている。 政治、特に選挙の時って「この人(この政党)がいいと思う」ではなくて「この人(この政党)はダメだ」ひいては「こんな奴(こんな政党)を指示する奴はバカだ」って感じで誰もが刺々しくなってて、見てて当に恐い。 @fujiwarayu(12月16日) 自分たちの未来がかかっているから必死になっているんだといえば聞こえはいいけど、普段は温厚で理知的な人がまるで箍が外れたように他者の思想や信条をこけにしてるのを見ると、もう少しどうにかならんもんかと思う。 @fujiwarayu(12月16日) 特に売名商売をしている身だと、筆者がべらべら政治思想を語ったことが原因でお客が減るほどバカバカしいことはないし、少なくとも

    選挙の結果について - デマこい!
    tmsbb
    tmsbb 2012/12/19
    "「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」"
  • 格差の可視化が不幸のはじまり? - デマこい!

    インターネットの普及により、社会の格差が可視化されるようになった。これが様々な“不幸”の原因になっている……という議論を、ときどき目にする。けれど、格差の可視化ってそんなに悪いことだろうか? たとえば、「ネットによる社会のフラット化で、どんな「下」の人間でも「上」の人間との出会いを夢見ることができるようになった。だから非婚化が進んでいる」という指摘がある。この指摘には、一片の真実があるかもしれない。けれど、当の問題は格差の可視化ではなく、婚姻を金銭的な取引にしてしまう男女関係の貧困さだ。 「専業主婦」という生き方を普及させた世代は、婚姻を金銭的な取引に変えてしまった。売春と婚姻との境目を(社会的に)あいまいにしてしまった。実際に結婚しているカップルならば解るはずだ:男女の間でいちばん大切なものはカネではない。 また、いまの大学生はF欄でも表面上はトップレベルの学生と同じ土俵で就活をしてい

    格差の可視化が不幸のはじまり? - デマこい!
  • 最低賃金を2倍にすると何が起こるか - デマこい!

    ※この記事は移転先ブログ「デマこい!」に転載済みです。 さあ、新聞記者にはできないくらい突飛なことを書こう。学者にはできないぐらいバカげたことを考えよう。なぜなら私はブロガーだからだ。 想像してほしい。最低賃金を時給1,700円に引き上げて、アルバイトにも社会保険や有給休暇を徹底し、サービス残業は完全禁止、ちょっとした違反でも厳しく取り締まる……。そんな世の中になったら、いったい何が起こるだろう。最近では「雇用流動化」を旗印に、労働者の賃金は引き下げられる一方だ。では、それに逆行してみたら、どんな世の中になるだろう。 誰の賃金が下がったのか? または国際競争ガーの誤解 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-0c56.html こちらの記事では、経済産業研究所の「サービス産業における賃金低下の要因」というディスカッション

    最低賃金を2倍にすると何が起こるか - デマこい!
    tmsbb
    tmsbb 2012/09/15
  • グローバル化を敵視するのは、雨雲に怒りをぶつけるようなもの。 - デマこい!

    一日が24時間であることを嘆いても意味がない。一日の長さが「所与の条件」だからだ。私たちは24時間をうまく活用することを考えなければいけない。グローバル化や少子高齢化も同じだ。ハードランディングを防ぐために手を尽くすべきなのは明らかだが、しかし、根的な「解決」はありえない。長期的な視点に立てば、世界の所得水準はかならず平準化するし、豊かな地域では人口増加が止まる。原因はいまだに解明されたとは言いがたいが、世界中で「所得水準の平準化」「少子高齢化」という現象は観察されている。 であれば、これらはいわば自然現象のようなもので、避けられないものだと受け入れるべきだ。防ぎようのない「所与の条件」だと認めたうえで、適応する方法を考えたほうがいいだろう。 今起きていること。日人の賃金を下げよ。リストラせよ。雇うな http://www.bllackz.com/2012/09/blog-post_8

    グローバル化を敵視するのは、雨雲に怒りをぶつけるようなもの。 - デマこい!
  • 情報リテラシーについて/きけんな情報強者たち - デマこい!

    ツイッターでつぶやいたネタを再編。 尊敬しているブロガーさんの1人・内田樹先生がこんなエントリーをお書きになっていた。 情報リテラシーについて -内田樹の研究室 http://blog.tatsuru.com/2011/09/16_1350.php いわく、情報格差が拡大している。かつての日は一億層中流の「情報平等社会」を実現していたが、インターネットの登場によりそれが崩れた。“強者”のもとには質の高い情報が集積される一方で、“弱者”は質の低い情報(デマ等も含む)に囲まれた環境で満足してしまう。このような状況は危険なので、私たちは「情報平等社会」に回帰すべきではないか。情報(価値観や思想、正義を含む)というものは、「公共の議論の場」で批判にさらされることで、はじめて「正しさ」を得られるのだから――。 だいたいこんな論旨だ。これって、なんかおかしくない? というわけで、つらつらと考えてみた

    情報リテラシーについて/きけんな情報強者たち - デマこい!
    tmsbb
    tmsbb 2011/09/17
    "「情報平等社会」は正義の単調性を求める社会だ。もう二度と戻れない社会でもある。人々の価値観は多様であればあるほどいい。--正義の二極化は社会不安を生み、単一化は社会の硬直化を招く。"
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