憲法について考える大阪弁護士会のイベントで対談する国谷裕子さん=14日午後、大阪市 NHK報道番組「クローズアップ現代」のキャスターを務めた国谷裕子さんと、首都大学東京の木村草太教授が14日、大阪市の弁護士会館で対談し「憲法は国民が権力者に守らせるもの。実現するには国民が憲法をよく理解する必要がある」などと語り合った。 大阪弁護士会が「憲法という希望」と題し開催。国谷さんは「憲法は高いところに祭り上げられている感覚がある。国民のリテラシー(読み解く力)も乏しいのかなと思う」と問い掛けた。 木村教授は「違憲の疑いが強い法案を押し通す現象を見ると危機と言わざるを得ないが、そういう時だからこそ国民は勉強できる」と話した。