大阪市の橋下徹市長は6日の年頭記者会見で、関西空港へのアクセス強化のため、JR新大阪駅からJR大阪駅北側の「うめきた」を経て、JRと南海の難波駅にそれぞれ接続する新線「なにわ筋線」(延長約10キロ)の建設について、「府と共同で正式に検討する。行政的な手続きにのせていく」と表明した。 なにわ筋線の新線計画は、新大阪から北梅田(新駅)に入り、なにわ筋の地下を通って途中で二股に分かれ、JR難波駅と南海難波駅の双方に接続する案が有力だ。国土交通省によると、JR大阪―関空間を最短46分で結べると見込まれている。現在は同じ区間で68分かかるという。