和田 春樹 (わだ はるき、1938年〈昭和13年〉1月13日 - )は、日本の歴史学者[1]。専門は、近代ロシア史とソビエト連邦史および現代朝鮮[1]。東京大学名誉教授[2]。 1968年にキング牧師が暗殺されたことをきっかけに、妻の和田あき子と共に地元の大泉学園でベトナム戦争反対の市民運動を始めた[1][3]。主な著作として『ニコライ・ラッセル』『マルクス・エンゲルスと革命ロシア』および『朝鮮戦争』がある[1]。 大阪府出身、静岡県立清水東高等学校卒業。父の和田捷雄は歴史の教師で、清水東高等学校の校長代理をつとめた[4]。東京大学文学部卒業。ドイツ語クラスの同級生に古井由吉や加藤祐三がいた[5]。 大学入学から退官まで、約50年間にわたって東京大学においてのみ過ごした。1968年、キング牧師暗殺をきっかけに、妻和田あき子と共に、地元・大泉学園でベトナム反戦運動を始める[3]。 研究分野