アメリカのワイナリーで最も有名なのは、カリフォルニア州のナパ・バレー。一般的には、“アメリカのワイン≒カリフォルニア産”という認識が強い。 ニューヨーク州におけるワイン作りの歴史は西海岸より古いが、産業として発達したのはここ30年ほどのこと。大規模なぶどう畑、大量生産型の西海岸のスタイルとは一線を画する二ューヨークのワイナリー。歴史あるものが多く小規模でこじんまりとしており、稀少性の高いワインが生産され、それらは“ブティック・ワイナリー”として親しまれている。ワインそのものにも個性があるのが特徴。 昨今ではマンハッタンのレストランや小売店でもよく目にするニューヨーク・ワイン。お土産として日本に買っていく人も多い。 なお、国内生産高においては、1位がカリフォルニア州、2位がワシントン州、3位がニューヨーク州。 合衆国内のワイン生産の9割をカリフォルニア州が担っている。 (ホクトインターナショ