<今年のおまえさんに。> 初夢に、ことばのぞんざいな神様があらわれまして、 「今年のおまえさん」に言いたいことがある、と。 ちょっとしゃべって、消えました。 ここに、そのお言葉を記させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「こころ」が、いまある現実に、 ぴったりフィットしているという状態があるよ。 だけど、そういう時に、 「あたま」にも相談してみようということになると、 「あたま」の野郎がよけいなことを言うもんだから、 迷いや惑いがでてしまって、うまくいかなくなるよな。 「あたま」ってやつは、 なんでも自分がいちばんだと思いがちだし、 自分にまかせておけば失敗はない、と いばりたがるんだ。 しかし、「あたま」のおかげで 助かったことなんて、あったかね。 そりゃぁまぁ、試験のときだとか、 どっちがものしりでしょう合戦だとか、 ちょいと他人を出し抜いてやりまし