Webフォントは、サーバー上にあるフォントファイルをWebブラウザーがダウンロードして表示するCSS3の@font-faceルールで使われるフォントです。今回は、Ubuntu上でこのWebフォントのうち、W3C勧告になっているWeb Open Font Format(WOFF)をUbuntu上で作成する方法を紹介します。 Webフォントとは 最近、250文字の絵文字が追加されたUnicode 7.0がアナウンスされました。対応しているフォントが手元にあれば、ドクロマークやサングラスといった使い道が難しい絵文字も、文字として表示できるようになります。 この「対応しているフォント」というのが曲者です。コンピューターにおけるフォントファイルは、特定の書体に従って作成されたグリフデータとその他のメタデータの集合体です。あるフォントファイルが特定の文字を表示するためには、フォントファイルの中にその文