旅行大手のHIS(東京都新宿区)は17日、5月のゴールデンウイーク(GW)に合わせ、茨城空港発のチャーター便を2日間で最大20本運行させる“茨城空港ジャック”を計画していると発表した。同社では「(2日間で20本のチャーター便運航は)調べた限りでは前例がなく、全国初ではないか」としている。(前田明彦) 同社の企画では、GWにチャーター便を最大20便(約3千席分)を運行。「できるだけ多彩な行き先を選びたい」として、東南アジアやハワイ、グアム、バリ島など15地域のツアーを販売する予定。ほかにも遺跡群が有名な北アフリカのチュニジアへもチャーター便を飛ばす計画を進めているという。 同社の平林朗社長は同日、県庁で会見し、空港ジャック企画の理由について「茨城空港は成田や羽田よりいい立地」とした上で、「北関東はパスポート取得率が20%程度で東京や神奈川より低い。これまでは海外への敷居が高かったが、(茨