いま全国で、木を枯らしてしまう虫の被害が相次いでいます。ある自治体では、「特定外来生物」を駆除した住民に、商品券を支給する“懸賞制度”を始めました。 ◇ 埼玉県行田市。ある“侵略者”に頭を悩ませていました。 行田市役所・環境課 坂本三夫主査 「クビアカツヤカミキリが特定外来種で、サクラの木を侵害している」 主に中国などに生息するカミキリムシの一種、特定外来生物のクビアカツヤカミキリ。サクラなどの木に寄生し、枯らしてしまうといいます。 2020年度は市内で200匹以上が確認されたこの昆虫。そこで市は、ある秘策を打ち出しました。 行田市役所・環境課 坂本三夫主査 「クビアカツヤカミキリの成虫を捕殺していただいて、環境課に持ち込んでいただいて、商品券をお渡しする」 なんと、7月から、クビアカツヤカミキリに“懸賞”をかけたのです。もらえるのは、10匹ごとに市内で使える商品券500円分。(予算に達し
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