敵や味方はもちろん、人類がまるごと滅びてしまう「全滅エンド」作品といえば、何を思い出すでしょうか? 『ガンダム』の大ヒット以降、ハードな設定の作品が作られていた1980年代前半の2作品を振り返ります。 主人公が死んだり、負けたりするだけでは飽き足らず、敵も味方、さらには人類までも「全滅」させてしまったアニメ作品があります。今回、ご紹介したいのは「全滅エンド」の両巨頭と言ってもいい2作品、『伝説巨神イデオン』と『宇宙戦士バルディオス』です。この両作品には、ある驚きの共通点がありました。 ●ラスト1分の衝撃『伝説巨神イデオン』 「全滅エンド」といえば、真っ先に多くの人が思い出すのが『伝説巨神イデオン』でしょう。富野由悠季監督は「皆殺しの富野」という異名がありますが、その恐ろしさがアニメファンの間に知れ渡ったのは本作品あたりからだと思います。 地球人とバッフ・クラン人によるちょっとした行き違いか
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