特集1 日本の誇る「カイゼン」が労働生産性の足を引っ張っていた説〜〜〜「AIが仕事を奪う」論をもう一度じっくり考えよう(8) 日本のオフィスには、無意味な仕事が山のように存在しています。役員に見せるためだけの小綺麗な資料作り、会議のための大げさなパワーポイントの作成、冗長な会議、その会議の議事録……。ドラッカーもこう言っています。 「会議は元来、組織の欠陥を補完するためのものである。人は、仕事をするか、会議に出るかである。同時に両方を行うことはできない。変化の時代にあっては至難なことだが、理想的に設計された組織とは、会議のない組織である。誰もが、仕事をするために知るべきことを知っている。仕事をするために必要な資源をみな手にしている。 何よりもまず、会議は原則ではなく、例外にしなければならない」(「プロフェッショナルの条件」より) オフィスの仕事を効率化しようという動きは、日本では大昔の19
