W杯でパラグアイが日本を下し、ベスト8進出を決めた試合を実況中継した英民放ITVは29日、「日本にもっと野心があれば、別の結果になっただろう」と解説、より攻撃的なプレーがあれば勝てたと総括した。 ITV解説者は試合を通じて、ゴールキーパー川島永嗣を中心とした日本の守備の堅さや中盤の組織的なプレーを評価したが、一方で「日本は極めて守備的」「(両チームとも)試合を落とすことへの恐怖心がゲームを支配している」と述べ、果敢な攻撃が少なかったと指摘した。 BBC放送(電子版)もほぼ同様の評価。ただ、ワントップの本田圭佑については、ゴールを決められなかったにもかかわらず「この若者は、疑いなくトップクラスだ」と強調した。(共同) [2010年6月30日7時30分]