国内の航空業界の価格競争が激しくなるなか、スカイマークが、すべての座席がこれまでよりゆったりした新たな機体を導入することになり、11日、フランスで報道陣に公開しました。 スカイマークが新たに導入するのは、ヨーロッパの大手航空機メーカー、エアバスのA330型機で、11日、エアバスの本社があるフランス南部のトゥールーズで報道陣に公開されました。 A330型機は通常は440席程度ですが、今回導入する機体では271席に抑え、その分、これまでのエコノミークラスに比べてすべての座席の幅や前の座席との間隔を広くしています。 来年の3月下旬に羽田と福岡を結ぶ路線でこの機体を使った運航を始め、来年中に合わせて10機を国内の3路線で運用する計画です。 エアバス本社で記者会見したスカイマークの西久保愼一社長は、割引運賃についてはこれまでよりもやや高めに設定する考えを明らかにしました。 そのうえで、「過当競争にな