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ブックマーク / nojirimiho.exblog.jp (2)

  • 科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ

    新しい実験データについての新聞・テレビ報道が研究者の間の「雰囲気」を伝えていないというのは、たしかにあることなのだけど、今回ばかりは少し乖離が大きすぎるような気がするので、久しぶりに素粒子物理の話をブログに書こうと思います。 OPERA は CERN から打ち出したニュートリノビームを、730km離れたイタリアのグランサッソという地下実験施設でで受け止める実験です。CERN から出るビームはミューオンニュートリノですが、ニュートリノ振動があるので長距離を飛ぶ間にタウニュートリノに変化し、これが測定器にあたる時にタウレプトンが出ます。この実験はそのタウレプトンを測ろうとするものです。主要な測定器はエマルジョン(写真乾板)という名古屋大学が長く手がけてきた装置で、日の貢献が極めて大きいことでも知られています。 今回の発表はこのニュートリノ振動とは関係がなく、ニュートリノがグランサッソに到着す

    科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ
    tobiaki
    tobiaki 2011/09/26
    ニュートリノの速度のお話。まあ、こういう方向で考えるのが常識的だよなぁ。
  • 片対数グラフと飯舘村の安全 | 油断するなここは戦場だ

    早野先生のよく tweet されているグラフの中に片対数グラフがあります。一目盛りごとに1, 10, 100 と桁の違う数字がかいてあるグラフです。このグラフの読み取り方が分からなくて困っているかたは多いようです。 対数については以前から説明考えろといわれていましたので、いい機会ですから この図  を例に比べてみようと思います。 片対数グラフは大きな量とすごく小さい量を同じグラフに書くときに使います。たとえば、今筑波で は 放射線は 0.1μSv くらい、福島県内だと 数 μ Sv だとします.いろいろな場所で値は大きく変わるけれども、日ごとの変化の比率はほぼおなじです。例えばヨウ素はつくばでも福島でも 8日で半分になりますから、この共通の傾向を一つのグラフの中でみたいとき、また、原発から放出があった時は違う場所でにたよう比率で放射線が増のを(たとえば、福島では2→4の時に 筑波では 0.

    片対数グラフと飯舘村の安全 | 油断するなここは戦場だ
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