現実を舞台にした作品にリアリティを宿したのは、白土晴一監督。数多くのアニメ作品で設定考証やリサーチャーを務めている人物だ。 『OBSOLETE』の企画に初期から関わっている彼から、この作品ができあがるまでの経緯を伺った。 人間にとって最もありふれたもので、人間にとって最も価値のあるものが手に入る ――『OBSOLETE』の企画に関わることになったきっかけは何だったのでしょうか。 白土 虚淵(玄)さん(原案・シリーズ構成)から、ある日いきなりSNSでメッセージが来たんです。これまでにニトロプラスさんと仕事をしたことはあったけれど、虚淵さんとはとくにやり取りをしたことがなかった。そうしたら「アイデアがあるんですが、付き合ってくれませんか?」と。虚淵玄に誘われたら、そりゃ名誉だねと思ってニトロプラスさんに伺ったら、小坂(崇氣)さん(ニトロプラス代表取締役)と虚淵さんがいて。一緒にご飯を食べながら
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