私は小学生の頃、転校をきっかけに『場面緘黙症』となりそれが1年以上続きました。 あるきっかけでたまたま克服出来たのですが、認知度も低く誤解も多い症状なのでいろいろと苦しい思いをすることも。 今日は私の実体験を交えながら場面緘黙症について綴っていこうと思います。 ※あくまで一個人の体験記であり、同じ場面緘黙症に苦しむ人でもその要因や家庭環境、性格などで症状は異なりますのでそこはご理解いただけたら幸いです。 場面緘黙症とは? 言葉を話したり理解する能力は正常で、家ではごく普通におしゃべりすることが出来るのに、学校などの特定の状況では声を出したり話したりすることが出来ない状態が1ヶ月以上続く状態のことをいいます。 症状には個人差があり、学校だと全く話せない子や親しい友人の前だけだと少し話せる子、先生がいると全く話せない子など様々です。 また、発話だけでなく表情や動作がこわばったり思うように動かせ
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