「『今の仕事環境には特に不満はないけど、あったらあったで便利そうだし』――そんな理由でFileMakerを買う人はいない」。米FileMakerのドミニク・グピール社長はそう言い切る。Microsoft Accessなどと並ぶ、SMB向けデータベース(DB)ソフトとして知られる「FileMaker」は、現場ではどのように受け入れられているのか、日々の業務をどう変えるのか。来日したグピール社長に聞いた。 本当にFileMakerじゃないといけないの? 「FileMakerを購入する人というのは、なんとなく『このソフトがあったら便利かも』と考えているわけではない。必ず、実際に何か解決したい問題を頭に描いている」(グピール社長)。ビジネスパーソンがFileMakerを使って解決できる問題は、大きく分けて次の3つだという。 1つ目は、人間関係の管理。顧客や取引先、営業担当、同僚などの連絡先や住所を
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