台湾・台北(Taipei)行きの台湾高速鉄道(台湾新幹線)内で見つかった爆発物が仕込まれたスーツケース(2013年4月12日提供)。(c)AFP/TAIWAN HIGH SPEED RAIL 【4月15日 AFP】台湾で12日、台北(Taipei)に向かっていた台湾高速鉄道(台湾新幹線)の車内で爆発物が見つかり、乗客約600人が避難した事件で、警察は14日、容疑者として台中(Taichung)市に住む兄弟2人を逮捕した。地元テレビが報じた。 運行する台湾高鉄(Taiwan High Speed Rail Corporation、THSRC)によると、走行中の新幹線のトイレで、異臭を放つ不審なスーツケース2個が見つかったため警察に通報した。台北近郊の桃園(Taoyuan)駅で乗客を降ろし、警察がスーツケースの中身を調べたところ、時計につながったガソリン入り容器が見つかったという。 12日には