ポール=ジュリアン・ロベルト監督 - Photo:Yukari Yamaguchi 第57回ロンドン映画祭でドキュメンタリー映画『マイ・ファーザーズ、マイ・マザー・アンド・ミー(原題) / My Fathers, My Mother and Me』が上映され、ポール=ジュリアン・ロベルト監督が質疑応答を行った。 本作は、オーストリアでオットー・ミュールが1972年に開いたコミューンのドキュメンタリー。コミューンには若者が集まり、最盛期は500人もの人が暮らした。前衛芸術家のオットーは、コミューンのメンバーにパフォーマンスをさせ、自己解放を促す。集団でのフリーセックスも行われ、たくさんの子どもが生まれた。ロベルト監督はそのコミューンで生まれた子どもの1人で、『マイ・ファーザーズ、マイ・マザー・アンド・ミー(原題)』というタイトルは、3人いた父親候補、母親、監督自身を指している。 自由で楽しそ