炒飯が好きだ。 美味しいし、飽きないし、野菜もお肉も食べられるし、なにより簡単で、お皿ひとつで食べられる。 好きな食べ物を毎日食べられるのは幸せだ。 もちろん、他のご飯もときどき作る。 すごく手の込んだ料理でなければ、だいたいなんでも作れる。 でも、炒飯が大好きだから、炒飯を食べる。これは実に理にかなった行動だと思う。 だけど、私の炒飯生活を非難してくる人間がたくさんいる。 炒飯ばかり食べていると言うだけで、私に「料理できない認定」をしてくる人間がたくさんいる。 ちゃんと料理しなよ〜なんて言ってくるくせに、てめえの家には料理酒も味醂もないじゃないか。 なぜ炒飯を作るだけで「料理ができない」と思われなくてはいけないのか。 炒飯は世界一美味しい料理だろ。 私は、世界一美味しいものを毎日食べているだけだ。 そういえば昔、私がTOEICで600点を取ったとき、机の上に置きっぱなしだった成績用紙を友