要点ニューヨークタイムズの調査報道は、Facebookのコンテンツ審査の惨状を再び明らかにした。すべての人をつなぐソーシャルメディアは有害情報の伝播をも促進する。この病状の完全なワクチンは見つかっていない。 ニューヨークタイムズが、Facebookのの有害なコンテンツを審査する仕事の最大請負業者であるアクセンチュアの現役および元社員等40人以上への調査を行った。調査報道はこの仕事が原因で、うつ病や不安症などの精神的な悪影響を受けたというこれまで表面化してきた複数の証言を裏付けるものだった。 アクセンチュアは、正社員と契約社員数千人が8時間交代で、自殺や斬首、性行為に関する画像や動画、メッセージなど、フェイスブックの最も有害な投稿を選別し、ネット上での拡散を防ぐ仕事を請け負っていた。アクセンチュアの従業員の中には、うつ病や不安感、被害妄想などの症状が出始めたという人もいた。 現役・元社員によ
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