中央アフリカ・ガボン共和国にある自然公園で、チンパンジーによる野生ゴリラの襲撃が、ドイツの研究グループにより報告されました。 両者はこれまで平和的に共存しており、チンパンジーがゴリラを襲ったのは初めてとのこと。 原因が食料をめぐる争いにあるのか、気候変動にともなう熱帯雨林の減少にあるのかは不明です。 なにかチンパンジーに異変が起き始めているのかもしれません。 研究は、7月19日付けで科学誌『Scientific Reports』に掲載されています。
「なぜ見抜けなかったのか」 画像の選択を迫られるたびに俺は自問する。 進化の筋道を正しく予測するのは難しい。 遺伝的アルゴリズムの活用 2021年から、新たに習慣となった行為はあるだろうか。俺はある。PCの前に座り、二つの画像のうち、どっちの方がエッチかを選ぶ。これがモーニングルーティンとなっている。もちろんこれの話だ。 遺伝的アルゴリズムで最高にエッチな画像を作ろう! これまで何度も話題になっていたし、直近でも関連ツイートがバズっていたので、本記事を読む人の大半は知っているだろう。名前の通り、遺伝的アルゴリズムでエッチな画像を作るシステムである。人が画像を選択することで、よりエッチな画像が生き残り、高みへと一歩近づく。最初はノイズのようなモザイク画だったが、10,000世代を超えた現在では「女性の裸体」と認識できるものに仕上がっている。 0世代と10,000世代 現状について「最高にエッ
熊本県八代市の県営荒瀬ダムの撤去工事が今月下旬に完了した。 本格的なコンクリートダムの撤去は全国初となる。悪臭や水質悪化の要因となっていたダム湖が姿を消して球磨川に清流が戻り、生物の種類も増えた。地元住民らは「ダム撤去の町」を掲げて地域おこしに乗り出した。 ◆悪臭解消 ダムがあった場所から約100メートル下流に住む下村勉さん(88)は「長年悩まされた悪臭と騒音から解放された」と喜ぶ。 少雨の夏場は放水されずにダム湖はよどみ、悪臭が屋内まで流れ込んだ。雨の多い時には、放水のたびに窓が音を立てて揺れた。ダム湖に堆積(たいせき)した汚泥による環境悪化などから、地元で撤去を求める声が高まり、潮谷義子知事(当時)は2002年、ダム撤去を表明した。 撤去工事で悪臭と騒音は解消された。県荒瀬ダム撤去室によると、撤去工事が始まった12年以降、県がダムの上下流4か所で行った水質調査で、汚染の指標となる生物化
場合によっては死にも至ることがあるヘビの毒を、なんと25年間にもわたって自分の体に注射しつづけることで、毒に対する抗体を体の中で作ってきた人物がいます。そしてこの度、この男性の体から骨髄が取り出され、35種類以上の抗体が取り出されています。 Rock singer has been injecting himself with snake venom for 25 years | ScienceNordic http://sciencenordic.com/rock-singer-has-been-injecting-himself-snake-venom-25-years まさに常軌を逸した行動を続けてきたのは、アメリカに住むスティーブ・ラドウィン氏です。49歳の男性であるラドウィン氏は、パンクロックバンドでシンガーをつとめているとのこと。 25年前に毒の注射を始めたというラドウィン氏は
きのこは秋の味覚の代表として、様々な種類が食用に供されています。しかし、その一方では毎年のように毒きのこによる中毒事故が発生していることも事実です。中毒の状況には、死に至るような致命的な症状から神経系の異常、胃腸系障害など種々の症状を引き起こすことが知られています。代表的な毒きのことしては、ツキヨタケ、クサウラベニタケ、カキシメジが知られていますが、その他中毒症状別の毒きのこは、下表に示した通りであります。それでは、いったいなぜ、きのこは毒を持つようになったのでしょうか…? 一般的に植物の場合は、動物から捕食されることによって受ける損傷を免れるために様々な植物毒を合成し、動物から捕食されないように防御を行っていると言われています。防御物質としての「毒」の場合、動物が食べてすぐに毒と分かるような成分だと言われています。つまり、食べられないように自分の身を守るための「毒」と言うことです。 しか
2015年9月、インドネシアのリアウ州カムパルの森林火災の後、イヌを散歩させる男性。新たな研究により、イヌは東アジア南部で最初に家畜化されたことが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY TANTO H.,XINHUA PRESS/CORBIS) 人間社会に疲れた私たちを癒してくれるイヌは、もとをたどればオオカミだ。だが、オオカミが人類の友になった過程は長らく分かっていなかった。 イヌの起源について、有力な説は主に2つある。ひとつは人類が1万年前~3万2000年前に、おそらく中国を含む東アジア南部のどこかでオオカミの家畜化を始めたというもの。これは、母から子へと受け継がれるミトコンドリアDNAを調べる研究による。そしてもうひとつは、イヌの家畜化が始まった場所はヨーロッパか中東というものだ。こちらはほかの遺伝子マーカー(ゲノム上に分散するDNAの断片など)を調べた別の研究の結果である。(
将来的な食糧危機に備え科学は今日も進歩を続けているが、その一環として、ゴキブリから作られた粉でパンを作る研究が成功したというニュースが話題を呼んでいる。 ブラジルの科学者2人が、食糧危機への解決策へと提示したのは、ゴキブリを粉にして小麦粉とブレンドし、焼き上げた匠のゴキブリパン。使用したのは“ロブスター・ゴキブリ”という名もあるハイイロゴキブリで、「ゴキブリは全ての昆虫の中で最もタンパク質の含有量が多く、さらに9つの必須アミノ酸のうち8つを含んでいて栄養価も高いのです」と研究者は語る。 粉砕されたゴキブリ粉の味はピーナッツや木の実のようで、パンの風味にそれほど特徴は与えないという。だが、ゴキブリ粉で作ったというと誰も食べたがらなかったため、普及はまだまだ先のようだと複数のメディアは報じた。 ネットでは「狂気の沙汰だ」「最初はマクドナルドなどの安価で、栄養価を求める企業が使い始めるはず」「科
もしあなたが犬の飼い主ならば、“大”をもよおしたワンコがぐるぐる回って位置確認をする姿を見かけたことがあるはずだ。どこか笑えるこの行為、「どうしてこんな行動を取るのだろう?」と疑問に思った方も多いと思うが、今回の研究ではワンコが用を足す際、大抵の場合南北の方角を向いて整列しているということが明らかになった。 調査を行ったのはチェコとドイツの研究チーム。37種類、70匹の犬の協力を経て、7,475回の犬の行動の詳細を2年ものあいだ記録した。それらの行動とは、“大”の用足し、“小”の用足し、ご飯を食べる様子、休んでいるときの様子などだ。 研究者らは、犬のもよおしの時間帯を地球の地磁気活動と照らし合わせ、驚くべき結果を導き出した。なんと地球の磁場が穏やかなとき、犬は南北の軸に沿って用を足す。そして東西の軸はなるべく避けていることが明らかになった。磁場が不安定な状態だと、この行動は見られなかったそ
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