会田誠氏の公開講座の中身をめぐって美術モデルが起こした訴訟。その主張で思い出した、ある女性弁護士の強力な言い分が広がらなかった理由とは(写真:JakeOlimb/iStock) 「環境型セクハラ」という言葉にアラームが鳴った ずいぶん時間が経ってしまいましたが、美術モデルをされている大原直美さんという女性が、「東京藝術学舎」を運営する学校法人瓜生山(うりゅうやま)学園に対して、慰謝料など計333万円の損害賠償をもとめて訴訟提起したという話があった。 「東京藝術学舎」というのは、この学校法人が経営している京都造形芸術大学がプロデュースする社会人のためのアートカレッジで、「ヌード」をテーマにした公開講座に参加した大原さんが、そこでの講義の内容によって精神的に損害を受けたという。 「涙を流した少女がレイプされた絵や、全裸の女性が排泄している絵、四肢を切断された女性が犬の格好をしている絵などをスク
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