今日は他者の書評紹介第三弾です。元マイクロソフト社員のプロのライターで、コンピュータや税制関連を中心に軍事関連本も出されている井上孝司さんです。 ただしこれは、書評というよりはそれ以前の段階での問題点指摘となります。「私はこの本のコンセプトや構成に疑問があります」と、プロの物書きならではの視点からの指摘です。 「反戦軍事学」という本: Kojii.net ココログ別館うーむ。 なんというか、こう、あれですね。「反戦派」の人達が好んで取り上げる論点に対して、助け船を出したいという考えで構成を決めたんじゃないの、という印象が拭えません。だから、「軍事学」と銘打っている割には、軍事というものを体系立てて説明する構成になっていない。そんな印象があります。 え、「本文を全部読めば分かる」? いや、本を買うときには普通、目次をパラパラと眺めてみて買うかどうか決めることが多いでしょう。だから、目次や全体
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