更新終了。筆者が救急医療の最前線に従事してた当時、その現場で感じたことを綴っています。記事はこのまま残しておきます。 ↓ポチッとランキングにご協力を m(_ _)m 医療を受ける方々の中には、CT室はただ単に検査をするだけの安全な場所と思っている方も多いのではないだろうか? 一言、言っておく。大きな間違いであると。 検査なんかすぐ出来て、しかも安全・・・・・。こんな潜在意識を持っていれば、 「どうしてCTをとらなかったのか?」 「あのときCTをとっていさえすれば、助かったはずだ」 こんな批判を、無配慮に無遠慮に、担当した医師に投げかけることであろう。 救急の現場の医師は、CT室が危険であることを、よくわかっていると思う。 CT撮影は、時に死のトンネルと化すこともあるのだ。 そんな自験例を本日は紹介する。 症例 48歳男性 自動車対自動車の交通事故。交差点で、直進中の車が左方から進入してき