日テレは10月から、テレビ史上最高視聴率100%を獲得した番組「イ」を、毎週火曜日午後7時から再放送することを決めた。「イ」の放送は78年ぶり。 再放送が決まった「イ」は大正15年(1926年)に放送。日本で初めてブラウン管による受像に成功した文字であると同時に、瞬間最大視聴率100%(テレビリサーチ社調べ)を記録したことでも知られる。 同社は現在巨人戦の視聴率低迷によって、ゴールデン、プライム、全日ともにフジテレビの後塵を拝しているが、今秋始まる「イ」の再放送で再び視聴率3冠を狙う。 また、音声のない「イ」のバックには、歴史上最高聴取率を記録した玉音放送を再生。「最低でも60%は固い」と番組プロデューサーは自信をうかがわせているが、買収騒動後も変わらぬ視聴率優先の番組作りに対して不審の声も根強い。
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