平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ
原発事故による放射能漏れの風評被害から、欧州でも日本料理店への客足が遠のいていると聞く。ただ、「コアの人たちが来ないわけじゃないから、時が経てば、また人は自然と戻ると思うよ」という人は多い。キッコーマンにうかがったら、「醤油は日本食というより、土地に馴染んだ調味料と考えている人も多い。風評被害の影響はさほどありません」とコーポレートコミュニケーション部の伊東宏氏。とても心強い。長年培ってきた商材はさすがに違う。 今回から、食に関する話題を3回連続で掲載する。「ローカリゼーションマップ」では「『マルちゃんする』とメキシコで独自解釈されたカップ麺」において、カップ麺が海外でどのように広まったのか紹介した。日本食の受け止められ方というテーマでいうと、本特集はその続編になる。食を題材にすると異文化のあり方への理解が早い。日常的に様々な食を口にするので、舌は広い範囲の経験を積みやすいからだろう。 1
前回のキッコーマンの醤油に引き続き、食特集2回目だ。醤油は、海外市場に根づいた「日本食ではない調味料」だということを前回は見ていった。キッコーマンの醤油が売れるには、所得水準が高いという条件があげられ、北米市場の成熟化と欧州市場の急伸という2つの流れの背景を説明した。アジア市場は、欧米の両市場とも異なり、「醤油とは何か」を説明する必要がない。それだけに参入が簡単な市場とも思えるが、現地の醤油との差別化が難しい。大きくブレイクするには、もう少し時間が必要である。 「海外における日本食の受け入れられ方」として寿司の事例で見たように、食は実にロジカルな世界である。ダイエット、ヘルシー、トレンディというキーワードが効いて、寿司が世界に普及している。単純に「日本で美味しいものが世界に通じる」というわけではない。世界各地で、そこに住む人の味覚は違う。その差を踏まえたうえでのプレゼンテーションが必要だ。
明けましておめでとうございます。新年早々、人生最大級の辱めを受けたので皆様にご報告したい。 「大江戸捜査網2015」を視聴しながら飲む酒より美味い酒を僕は知らない。新年。妻の実家でご馳走になるのが慣例になりつつある。しばらくして、具体的には大江戸捜査網でいうと長庵先生が凶刃に斃れたあたり、午後10時近くだと思うけれど、泥酔した義父が「そろそろ孫を…」などと極めてデリケートな話題を切り出した。 父親というものは娘の性交の成功を祈るものなのか、父親になったことがない僕にはわかるはずがなかった。静まり返るテーブル。義父、義母、妻、義妹、僕。それぞれの視線が、沈黙しているのもおかしいので何か言わないと…でも何を言えばいいのか…そんな思惑を持って交叉した。 皆の視線が僕に集まった。義父は70になる。孫を待ち望む気持ちはよくわかる。先日の妻の言葉が蘇る。「やっぱり、このまま子供がいなかったら寂しいかな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く