猪瀬直樹元東京都知事がインターネット上で炸裂(さくれつ)させた「暴露」が、都知事選を激震させている。5年前に自民党都議が自ら命を絶った理由を、「都議会のドン」と呼ばれるA氏への抗議の死だったと明かしたのだ。このA氏、今回の都知事選で、「(親族を含めて)非推薦候補を応援すれば除名対象」という、まるで北朝鮮のような通達文書を出した1人だという。元都議の未亡人が夕刊フジに激白した。 「なりふり構わず締め付けて、思う通りに支配しようとするのが、いつものやり方です」 2011年7月1日に自殺した、自民党都議の樺山卓司(かばやま・たかし)氏(当時)の妻、京子さん(65)は14日夜、こう語った。 樺山氏の死の真相は、猪瀬氏が都知事選の告示前日(13日)、ニュース共有サービス「NEWS PICKS」(ニューズピックス)のインタビューで暴露した。さらに、自身のツイッターで「遺書」とされる殴り書きの画像を公開