「著名人の事件でもないのに、なぜこんなに多くの人がいるのか」。横浜地裁で開かれた、ある被告の刑事裁判で、記者は3月以降、疑問を持ち続けていた。 <横浜市教育委員会は21日、2019年度から今年4月にかけて横浜地裁で公判があった教員によるわいせつ事件で、多数の職員を動員して法廷の傍聴席に行かせ、一般の人が傍聴できないようにしていたと発表した。>
2024年1月21日。過激なパフォーマンス集団「電撃ネットワーク」のリーダー、南部虎弾(とらた)の訃報が、朝から新聞やテレビで大きく取り上げられていた。私はその頃、電撃ネットワークのメンバーや妻の由紀さんと共に、南部の遺体がある都内の病院の霊安室に座っていた。 【画像】南部虎弾と妻・由紀さんの仲睦まじい様子 ふと見ると、由紀さんが私に歩み寄ってくるのが見えた。 「私が『テレビには映りたくない』『家の中もイヤ』と言うと、頭を下げて何度も頼みに来るんですよ。『これが最後のテレビになるかもしれないから』って。あんなに一生懸命な南部は見たことなかったんです…」 由紀さんはそれだけ言うと、声を上げて泣き崩れた。 南部が由紀さんに掛けた言葉は現実になってしまった。しかし、由紀さんの泣き崩れる姿を見て、私は「南部虎弾の最後の日々が記録された取材映像で、この夫婦の物語を紡ごう」と心に決めた。 妻は夫に自分
画像説明, ウクライナの2019年大統領選挙の決選投票で、メディアに投票用紙を見せるゼレンスキー氏(2019年4月、キーウ)
北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。報酬などで折り合いがつかなかったということです。 北海道猟友会砂川支部奈井江部会・山岸辰人部会長:「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」。 怒りをあらわにするのは、猟友会の奈井江部会のトップ山岸辰人さん。去年、奈井江町ではクマが20件目撃されていて、ゴルフ場に出没した際には町から要請を受けて猟友会の山岸さんらが出動したといいます。 山岸辰人部会長:「100%ボランティア無償で」。 環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。ここ10年で3倍近くに増えています。 奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟
動物にとって、個体の「死」は避けることができない現象です。動物は、仲間の「死」に直面した時に、どう振る舞い、どのような影響を受け、それとどう向き合うのでしょうか。こうした動物の死生観を明らかにするのが死生学です。 この度、豊田有 野生動物研究センター特任研究員(兼:日本学術振興会国際競争力強化研究員)、松田一希 同教授らの研究グループは、野生の霊長類としては初めてとなる死亡個体との交尾行動をタイ王国に生息するベニガオザルで観察しました。ベニガオザルは、名前のとおり赤い顔が特徴的な、体格の大きなオナガザル科マカク属の霊長類で、インド・中国・タイ・ベトナム・マレーシアなど、アジア地域に局所的に生息しています。近年は森林伐採や土地開拓によって数少ない生息域が消滅・分断化され、絶滅の危機に瀕しています。生息域が局所的な上、切り立った崖の多い岩山を好んで生息するために、本種の科学的な調査は難しく、こ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く