日の目を見るIDフェデレーション 特に今、注目されているのが「フェデレーション」(連携)型の組織間アイデンティティ連携だ。フェデレーションとは、イントラネットを超えて他社のシステムやアプリケーション、サービスとの間でSSOやWebサービスの処理結果をほかのサービスに受け渡す技術、もしくはそれを実現する考えのこと。5年ほど前から提唱されていた。 図2●フェデレーティッドセキュリティサービスの例。SAMLアフィリエイトエージェント(SAA)とSAMLプロデューサが連携する(出典:日本CA)[クリックで拡大] グループ内の関連企業や、社外のビジネスパートナーなどとの間でセキュリティポリシーを共有することが可能で、SOA(サービス指向アーキテクチャー)など多種多様なシステム環境が混在する環境でもセキュアにID管理を実現する、ネットワークを超えたサービスのコラボレーションが求められてきている(図2)
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