お久しぶりです。もはや折り返していますが、今月の活動です↓---『パンドラ3』(「パンドラ Vol.2 SIDE-B」からのリニューアル号です。20日発売)にアニメの論考を寄稿しました。「キャラクターだけの世界 -美少女アニメとしての新房+シャフト作品-」---告知は以上です。 今期は『けいおん!』が人気ということですが、ぼくとしては『けいおん!』を「京アニの本気」とか言うのはまだ早いと思ってます。『けいおん!』は普通に考えれば、『ひだまりスケッチ』のリアルぷに絵版なわけで、「ゆい」=「ゆの」だと考えられるわけです。たとえば『ひだまりスケッチ』であれば「ゆの」のイタさを利用して、イタさの数だけ表現形式を使い分けるような技法を繰り出し、むりやり位相を作っていたわけですが(そしてそれに応じて周りのキャラも動く)、現段階の『けいおん!』ではそのような積極的な演出はみられません。もちろん、だからダ