2006年7月29日,国際大学GLOCOMにて,RGN(Research on Game design and Narrative。コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会)の第3回が開催された。今回のテーマは,コンピュータゲームにおける「プレイヤーという存在」について。 発表を行ったのは,フリーライターでゲーム評論サイト「intara.net」を運営する茂内克彦氏と,武蔵野大学現代社会学部 非常勤講師にして,ゲーム評論サイト「ゲームを語ろう」の管理人である増田泰子氏の両名。 茂内氏が「プレイヤーとプレイヤーキャラクターの関係性」という極めて基本的かつシンプルな箇所に論点を絞った発表を行ったのに対し,増田氏は,「プレイヤーとゲームルールの関係性」,そしてゲームプレイを社会的行動の一つとして捉えた場合にゲームを介してプレイヤー同士がどう関係しあうかという,ややマクロな視点からの考
同人ゲームの潮流(1)「同人ゲームの過去、現在、未来」 (http://www.digrajapan.org/modules/eguide/event.php?eid=28) 同人ゲームにスポットをあててその全体像を探ろうという取り組みらしい。今回は概観のおさらいとアメリカインディーゲームとの比較など。 七邊さんからの発表は同人ゲーの概観というか歴史について。70年代の雑誌投稿やゲームコンテストを経てゲームが市販化されていたころから、コミケ同ソの現代まで。時間の大半は東方、ひぐらし、ひまわりなどの事例紹介に当てられていたので、コミケ常連組にとってはおさらいの部分も多かっただろうが、同人ゲーのヒットに必須であるファンコミュニティが育つまでの背景や、商業化への道筋について、個々の事例に基づいて語られていたのは興味深い。 井上さんからはいわゆる普通の同人ゲーに限らずフリーソフトなども含めた日本で
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