米アイオワ州クリアレイクで開催されたアイオワ・デモクラティック・ウィング・ディングでスピーチするアンドリュー・ヤン(Photo by Daniel Acker/Bloomberg via Getty Images) 2020年の米大統領選に出馬を表明した民主党候補の一人、アンドリュー・ヤン。米国の雇用における自動化の悪影響を緩和するためには、「自由の分配(Freedom Dividend)」政策こそが最良の方法だと掲げるヤン。今回、ローリングストーン誌のロングインタビューに応じてくれた。 44歳のヤンは、全国民に対する最低所得保障制度(ユニバーサル・ベーシック・インカム)を導入し、技術革命により苦しむ米国民を守りたいと考えている。市民権の一環として国民に支出することで、貧困状態や賃金の停滞を緩和し、米国の実体経済を活性化しようという制度だ。ヤンは、全ての取引に対する10パーセントの付加価値