9月30日、二階俊博幹事長は自民党総本部の幹事長執務室で中国経済新聞のインタビューを受けた。その内容を紹介する。 (聞き手:(株)アジア通信社代表取締役社長・徐静波氏) 二階幹事長のインタビューの紹介に先立ち、時計を4年前の2017年に戻してみたい。 その年は尖閣諸島などの問題があり、日中関係は対立を続けており、日本政府は、中国政府が提唱し積極的に推進していた「一帯一路」戦略構想への参加に消極的な態度だった。 日本の執政を担う自民党の幹事長・二階俊博氏は、「日中関係のプラスとマイナスのエネルギーの転換点をどうしたら見つけ出せるだろうか」と、突破するための材料をずっと探していた。 4月、日本の執政を担う二階幹事長は、中国政府からの1通の招待状を受け取った、それは北京で行われる「一帯一路」の国際フォーラムヘの参加要請であった。 二階幹事長は当年5月、初めての「一帯一路」国際フォーラムが北京で開