Published 2022/01/02 06:47 (JST) Updated 2022/01/02 15:16 (JST) 【ストラスブール(フランス東部)共同】欧州連合(EU)欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表した。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、低炭素社会への移行を促進する手段としての「役割がある」とした。 加盟国が原発推進派と脱原発派に二分する中、各国や欧州議会が反対する可能性もある。 欧州委は昨年4月、環境への影響に配慮しながら活動している企業への投資を促すグリーン投資の基準策定で合意したと発表。バイオ燃料などがグリーン投資に含まれたが、原発については決定を見送っていた。
中国商務省当局者は30日、来年の貿易を安定させるには「かつてない」困難が伴うと述べた。今年の輸出の伸びを後押しした追い風は続かないとみている。 任鴻斌商務次官は北京で開いた記者会見で、競合国の生産能力が回復し、輸出金額を押し上げた物価上昇が徐々に和らぐ中で、輸出の増加は鈍る可能性があると指摘。今年の輸出の伸びが大きくなった反動もあるとした。 中国、来年は貿易を伸ばす取り組み必要も-王商務相 任次官は為替リスク管理に関する貿易企業の意識や能力を高めると表明。政府は国際物流やサプライチェーン問題による影響を和らげる取り組みも強化するとし、商品供給を積極的に確保する方針を示した。 同次官は「対外貿易を合理的な範囲内で維持させることに全力を挙げる」と言明。中国の財の輸出入は2021年に計6兆ドル(約690兆円)と、20%を超える伸びを見込んだ。 原題:China Sees ‘Unprecedent
台湾の蔡英文総統は1日、総統府で新年の談話を発表し、台湾への軍事的な圧力を強めている中国に向けて「情勢判断を誤らず内部で軍事的冒険主義が広がるのを防ぐべきだ」と述べ、台湾との立場の違いを平和的に解決するよう強く求めました。 この中で蔡総統は、中国が台湾への軍事的な圧力を強めていることについて「このような行為は地域の平和と安定の維持に役立たない」として、「厳重に抗議する」と述べました。 そして「圧力を受けても屈しないが、支持が得られても冒険はしない」という台湾側の立場を改めて表明したうえで、中国当局に向けて「情勢判断を誤ってはならず、内部で軍事的冒険主義が広がるのを防ぐべきだ。台湾海峡両岸の立場の違いを解決する選択肢として、軍事は絶対にない。軍事衝突は経済の安定に打撃を与える」と述べ、台湾との立場の違いを平和的に解決するよう強く求めました。 また、蔡総統は、香港政府に批判的な論調で知られたイ
過去10年で最も厳しいとの見通しが示された、今冬の電力需給。かつては「安定供給の優等生」とまでいわれた日本だが、近年は厳しい状況だ。なぜいま電力が逼迫(ひっぱく)するのか。その裏には世界が目指す「脱炭素」への転換がある。 昨年に引き続き…厳しい電力事情「過去10年で最も厳しい見通し」経産省はこの冬の電力需給についてこう予測している。電力は昨冬も逼迫した。需要に追いつかない地域に対して別の地域から送電する“融通指示”は1か月で200回を超えた。もともと冬は、暖房などで電力の需要が大きくなる時期。 しかし、かつては「安定供給の優等生」とまでいわれた日本で、なぜ近年になって電力の逼迫が起こるのか。背景にあるのは「脱炭素」によるさまざまな動きだ。 政府は、2030年度には温室効果ガスの排出量を2013年度と比べて46パーセント削減し、2050年に脱炭素を実現する目標を掲げている。温室効果ガスを出さ
国民の意思と乖離した政権が、日本の変化を阻んでいると英「エコノミスト」誌は指摘する。 【画像】米紙が見つけた「地方移住で夢を叶える日本人」 日本がいま本当に必要としている「リーダー像」とは? 令和の日本が直面する「3つの壁」とは? そして世界が日本の課題対応に着目すべき理由とは──特集記事の第一弾をお届けする。 国民の意思にそぐわない政府令和初の衆議院議員総選挙はつつがなく終了した。有権者たちは重い腰を上げて投票所に足を運び、またしても自由民主党に勝利をもたらした。1955年の結党以来、自民党が総選挙で負けたことは2度しかない。コロナ危機のストレスや将来への不安はあったにせよ、自民党の勝利は、ある意味では既定路線だった。しかし、競争らしい競争のない選挙では、有権者が何を選択したのかが定かではない。 日本の政治では、自民党内の派閥争いが競争の役割を担ってきた──そう語るのは、コロンビア大学の
東京湾をゆくコンテナ船。新型コロナウイルスの世界的流行が始まって以降、世界でコンテナの奪い合いが起きている(イメージ、AFP=時事) 日本は70年以上も戦争と関わらずにきたはずだった。しかしその日本がいま、世界で激しい「食料戦争」の渦中にある。俳人で著作家の日野百草氏が、「国の通貨が安いまま戦うのは厳しい」と焦る商社マンに、牛肉を中心とした日本の「買い負け」事情を聞いた。 【写真】白物家電で世界No.1ハイアール * * * 「どこより高い金を出せば買えますよ、ただ買い負けているだけです」 食品専門商社のA氏(40代)に話を伺う。以前、彼がこの国の食料問題に対する危機感を訴えた『憂国の商社マンが明かす「日本、買い負け」の現実 肉も魚も油も豆も中国に流れる』は思わぬ反響を呼んだ。筆者もそこまでとは思っていなかったのだが、現実に食肉や魚介類に次々と値上げ、不足のニュースが続いている。ただ一人の
2023/1/2 part5を全体的に修正。出身会社について追記。 part10を全体的に修正。最後に加筆あり。 前職を辞めて1年以上が経った。そろそろ事業会社で働いてみようと決心したところで、キャリアの棚卸しをしてみようと思った。 私は、新卒で人材広告の営業会社に入った。その次は転職支援の仕事をしていた。いずれも管理職になって、いくつかのチームをマネジメントする立場になり、二番目の会社を数年後に退職してからは個人事業主になって、ひょんなことから地方自治体(市役所)に転職した。 そこを辞めてからは、幾ばくかの退職金を元手に、フリーランスをしながら自由な毎日を送っていた。今でも個人でコンサルの仕事を請けたりする。学生時代を懐かしんで、マクドナルドのクルーに応募して働いてみたりもした。 人生の休息はたっぷり取ったし、そろそろ本気で再就職を目指そうかと考え始めたところ、職務経歴書を書かねばならな
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